NAFS

万一の航空機事故や災害備える空港消防の指揮・指令を 専門に担う

空港では、航空機等の火災・事故に即時に対応できるよう、空港内に消火及び救難資機材を備えることが義務付けられています。私たちは、国際基準に基づき、有事の際、確実に対応できるよう、車両、資機材、及び人員の管理をしています。また、航空機の離着陸などの動向を監視し、緊急時には人命救助を第一に現場の指揮・指令を行っています。

消防業務の特徴

万一火災が発生した際には
現場の指揮・指令業務を担う
成田国際空港では化学消防車6台を中核とした合計16台の消火救難車両を配備し、24時間、万全の消火救難体制を整備しています。そのなかでの私たちの仕事は、管制所や成田国際空港株式会社、自治体消防、委託関係会社などと連携し、万一火災などが発生した際に消火・救難活動の指揮・指令を行うこと。最前線で消火に取り組む消防隊員たちの安全を考慮し、現場全体を見ながら指揮をとります。管制所からの要請や、場合によっては監視による独自の判断で、消防隊員への出動指令も行います。
日々の備えを大切にし
常に緊張感をもって業務に従事
火災や事故の危険をいち早く察知するために、航空機の離着陸などの動向を、滑走路監視モニターや航空無線の傍受によって常に監視しています。また、いつでも出動できるように、車両や資機材の維持・管理など、常に「万一に備える」ことが、私たちの責務です。
関係機関と密に連携し
訓練計画の立案・実施も担当
万一の事態が起きた場合は、NAFSだけではなく、関係機関・委託会社などからの応援、協力が必要不可欠です。
そのため、いかなる状況でも円滑に連携できるよう、定期的に合同訓練を行っています。なかでも、年に一度、約50の関係機関と共同で実施する航空機事故消火救難総合訓練は、約1000人が参加する大規模な訓練です。その企画・立案業務は数ヶ月かけて行う、やりがいのある仕事のひとつです。

仕事内容と働き方

担当エリア
成田空港全域
主な仕事内容
2つの業務に大別されます。

0124時間体制の現場業務

空港内での災害発生時に、対応の指揮・指令を行う

勤務形態
交替制勤務
服装
制服
主な
仕事内容
  • 消火救難業務の指揮・指令
  • 航空機事故対策訓練、実火災消火救難訓練などの実施
  • 航空機の離着陸の監視、航空無線の傍受
  • 関係機関と合同で行う訓練の実施

02事務作業中心の日勤業務

現場運営を円滑に行うための事務作業や、関係機関との事前調整を行う

勤務形態
日勤(09:00~17:40)
服装
ビジネスカジュアル
主な
仕事内容
  • 関係機関、委託先との消火救難に係る各種調整
  • 関係機関と合同で実施する訓練の企画立案・調整
  • シフト勤務者の勤務管理
  • シフト勤務者の労働環境の把握・改善
  • 消火救難資機材、車両の管理
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